開業以来、ずっと電子カルテ。でも、ペーパーレスではありません。
電子カルテは立ち上げておかないと見えない。診療時間外の急な電話に対応するとき苦労します。その点、紙カルテなら出してくるだけ、便利です。
紙カルテと電子カルテのええとこ取りで、ダイナミクスを活用しています。

クリアファイルに、カルテ番号、氏名(ふりがな)、生年月日を書いて、6ヶ月分の紙カルテを保管しています。「紙カルテ」って呼んでますが、正式なカルテではなく、実体は診療の生データ。他院からの診療情報提供書などはscanして電子データで保存しますが、現物も6ヶ月残しています。

それに、「紙カルテ」を作っておくと、ダイナが壊れないのです。院内に、「紙カルテを持つ人だけが、その患者様の電子カルテを開いてよい。」というルールあり。これを守れば、ダイナファイルは壊れません。(どこかで読んだ通りに、実行しています。)

当院では、電子カルテ「ダイナミクス」のよさを生かすために、「紙カルテ」という名の紙媒体を利用しているというのが本当のところです。