ダイナミクスでオンライン

今や「開業といえばダイナミクス」。人気の秘密は価格とflexibilityかな。ダイナの活躍、見て下さいね。

ダイナミクス日記

ペーパーレスではありません

開業以来、ずっと電子カルテ。でも、ペーパーレスではありません。
電子カルテは立ち上げておかないと見えない。診療時間外の急な電話に対応するとき苦労します。その点、紙カルテなら出してくるだけ、便利です。
紙カルテと電子カルテのええとこ取りで、ダイナミクスを活用しています。

クリアファイルに、カルテ番号、氏名(ふりがな)、生年月日を書いて、6ヶ月分の紙カルテを保管しています。「紙カルテ」って呼んでますが、正式なカルテではなく、実体は診療の生データ。他院からの診療情報提供書などはscanして電子データで保存しますが、現物も6ヶ月残しています。

それに、「紙カルテ」を作っておくと、ダイナが壊れないのです。院内に、「紙カルテを持つ人だけが、その患者様の電子カルテを開いてよい。」というルールあり。これを守れば、ダイナファイルは壊れません。(どこかで読んだ通りに、実行しています。)

当院では、電子カルテ「ダイナミクス」のよさを生かすために、「紙カルテ」という名の紙媒体を利用しているというのが本当のところです。

ケアラボ導入とRS_Base

先代電子カルテでは検査データは医師がひとりで手入力。ダイナ導入後も検査歴欄に手入力。でも、スタッフが手分けして入力できるようになったので医師の負担が軽くなり、当院としては大きな進歩で満足していました。

ところが更に、ケアラボを(無料で)接続しましょうという申し出があり、PCまで貸し出してくれました。結局、メンテナンス料として月額ナンボで支払うことにはなりましたが、検査機器→ケアラボ→RS-Baseとデータが流れるようになり、感激です。

実は、泉さんの言うなりで導入したRS-Baseでしたが、泉さんを虜にした(?)RS-Baseの魅力が私にもやっとわかるようになりました。

予約表を作りたい

当院は予約制です。ダイナに装備されている「予約」は、予約管理にとても便利です。特に窓口サイドでは、なるべく混雑のないように交通整理ができて重宝します。しかし、当院は糖尿病専門外来が主体なので、来院時にほとんどの患者様で検査があり、検査室サイドでこの検査内容を把握しておく必要があるため、ダイナの「予約」だけでは不十分でした。

何とかできないかと、ダイナのテーブルを次々に開いているうちに、「受診メモ」を見つけました。よっしゃ、使える!

ダイナのテーブル「受診メモ」と「患者保険マスター」をリンクするだけの単純な仕組みで、「予約」という名のアクセスファイルを作りました。これで、当日の予約リスト(患者氏名と来院目的)と月間予約患者数リストが作成できます。やったー!

窓口スタッフは、ダイナの「予約」を入力した後、今度は「診療備忘録(短期メモ)」の日付欄に予約日を、次の欄に予約時間と検査内容を入力し、さらに、午後診予約の場合のみ申し送りにチェックを入れることになりました。なんたる、二度手間。しかし、どちらも必要なので予約入力はダブルでお願いします。

[外来指示]ボタンで指示箋を印刷

受付終了すると、そのままのウィンドーで[外来指示]ボタンを押し指示箋を印刷しています。オリジナルはほとんど白紙なので、ちょっとだけカスタマイズして使っています。カスタマイズするのは実際に指示箋を印刷するダイナ(当院では受付のDYNA_cnt)です。

<カスタマイズの方法>
指示箋をエクセルで作り、これをDYNA_cntに取り込みます。
1.挿入したいリストなどをエクセルで作成。
2.DYNA_cntを開く
3.[オブジェクト]→[レポート]→「外来指示メインB」を探し出してデザインビューで開く
4.横20、下21までドラッグでサイズを広げる。(A4サイズになります。)
5.[挿入]→[オブジェクト]→ファイルからにチェックし→[参照]で1のエクセルファイルを選択(ひとりでやると、この当たりドキドキものです。ホンマにええの?不安な気持ちで砂時計を見つめる。)
6.エクセルファイルがoverlayで挿入されます。このため、見た目はガタガタで焦りますが、好きな位置までdragし、枠はお好みのサイズに変えます。
7.レポートの変更を保存して閉じる。
8.いつものように、仮に誰かを受付し、[外来指示]で印刷。大成功です。パチパチパチ(拍手!)

まずは、DYNA_cntのコピーで練習してみるとよいです。興味ある方、ご遠慮なく連絡ください。

院内検体検査結果をホチキス止め

自作の外来指示箋(8月3日掲載)はA4サイズですが、印刷はB5の範囲におさめ、右側と下側にスペースをとっています。
右側のスペースに院内至急検査結果をホチキス止め。
下のスペースは、医師の手書きメモに使っています。

院内検体検査結果は、ケアラボからダイナに飛ばしていますが、診察室へはホチキス止めの生データの方が早い場合もあります。特に再検のときは紙があると混乱が防げます。やはり、ペーパーはやめられません。
記事検索