ダイナミクスでオンライン

今や「開業といえばダイナミクス」。人気の秘密は価格とflexibilityかな。ダイナの活躍、見て下さいね。

特定健診ほんまにやるの?

特定健診がはじまります

このごろは「すこやか健診なくなるの?」と患者様にきかれることも増え、「国の健診がはじまるみたいですよ」と曖昧に答えています。まわりでは、特定健診、特定健診とザワザワしています。しっかり調べなくてはと思い、いろいろと送られてくる資料を読み始めましたが、よくわかりません。

何となくわかったことは、
なぜ:生活習慣病予備軍をピックアップして病気を未然に防ぎ、医療費を抑制するため
いつ:2008年4月1日から
どこで:医療機関で(ということは、当院も?)
誰が:保険者が
誰に:40~74歳の被保険者に
何をさせる:特定健診を受けさせる(検査項目は、当院で十分対応可能。ほっ。)
どんな方法で:これは解明不能でした。

特定健診・保健指導の費用

医師会から特定健診のアンケート調査がきました。はじめの部分は、当院の実情を淡々と答えてゆくだけなので簡単です。しかし、後半は費用をいくらにするかという項目があり、戸惑いました。あらら、自分で決めるの?

すこやか健診の場合は堺市が費用を負担してくれたけど、特定健診の費用は保険者が負担するようです。価格設定は市場型。つまり、店(医療機関)が自由に値段を決めて、その価格で納得したら客(保険者)になればよいということみたいです。保険診療なので価格設定はカンケイない状況で稼働している当院に、そんな難しいことできるのかな?

まあ、これはアンケートだからとりあえず保険点数に10円を掛けて合計することにしておこう。そやけど、国は正気なん?普通の診療所がこんなことできる訳ないでしょ。何か、今の私には理解できない不思議なコトがおこっているみたいです。

耳鼻科医院様も特定健診は実施予定とか。。。

ふとしたきっかけで、耳鼻科医院の院長先生のお話を伺う機会がありました。「特定検診はやるんやろ?」と当然のようにおっしゃいます。私は、「。。。何か始まるみたいですね。(あ~、これじゃ返事になっていない。)先生は耳鼻科ですよね。やるんですか?」院長先生「そらやるよ。せっかくウチに通ってきてくれるんや、健診だけでもやらな。指導の方は、やってくれるとこに頼むんや。」私「そうですか。そんな風にしたらいいんですね。。。」

そういえば少し前に薬卸業者様から、「センセとこは、特定保健指導やるんですか?」と聞かれたことがありました。「はい、ウチは院内で指導やりますよ!」とキッパリ答えた記憶があります。当院は内科なので指導するのは当然ですが、多数の患者様の処置に忙殺される診療科の先生では、特定保健指導を専門施設に依頼することになるのですね。この需要を商機と捉える業者が多数。そういう図式があること、よくわかりました。

とにかく、特定健診・特定保健指導は始まるのですね。

医師会主催の勉強会

特定健診と保健指導を担当するスタッフ向けの勉強会の案内がありました。早速申し込んだものの、応募多数にて今回はハズレ。どの医療機関も、初めてのことなので説明会で情報を得たいと一生懸命なのでしょうか。

当院も、次の機会にはぜひ参加させていただきたいと思います。

スタッフの勉強会

医師会から、支払い基金から、どんどん特定健診・特定保健指導がらみの資料が届きます。マスコミも「メタボ健診」と称して特定健診ネタを取り上げだしています。しかし、医療現場では、「(実際の方法なんか)まだ何にも決まってないよ」という挨拶がかわされています。健診と指導という「商品」に対して、「対価」を受け取るルールがまだ曖昧なので、当然ですね。まあ、有事(?)に備えて、やるべきことはやっておこう。

資料をスタッフが手分けして整理し、ミーティング、勉強会。こういうのは、大丈夫。特定健診の段取りはバッチリ。特定保健指導は、相談しながらだいたい理解できました。こうしたスタッフのがんばりを無にしないように、事務長の私も情報収集しなくては・・・でも、自信ありません。

記事検索